46歳妻が「夫の不倫は自分が原因」と思うワケ 不倫相手の部屋に入り浸っていることが判明

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一見前者のほうが怖そうですが、間違いなく後者のほうが精神的に苦しめられます。余程相手をバカにしないとできない行為であるという体験でした。当相談室には、ご自分に似た悩みに対するパンプキンの助言が参考になっているというメールも、よく寄せられています。それで今回は、伴侶に腹を立てて何日も、時には何カ月も何年も会話を交わさない方にも、よく聞いていただきたいと思います。

身近な人であなたが尊敬する人があなたに過ちを犯したとします。あなたはその方に、真意を問うか泣き寝入りはしても無視はしないはずです。夫婦で会話を拒否するということはある意味で、相手をバカにしているからできる行為なのです。

バカにする人の連れ合いである自分をも貶める行為です。単に相手を承認していない意思表示かもしれませんが、世の中に女性(男性)が自分一人ならその嫌がらせ(威嚇?)も有効ですが、離婚する気などさらさらない人は、その無礼さと自らの愚かさに即刻気づくべきです。感情のない人などおらず、無視され続ける人の心情を想像してください。

“瞬間湯沸かし器”とかかわって、平安なときがありませんでした。が、意思表示がはっきりしているという意味で、対処法を学ぶ機会があります。少なくともその人なりに生産的な生き方ですし、コミュニケーションがまったくできないわけでもなく、その人の悪癖という理解も働きます。

対して“無視戦法”の方は何かが起きたから無視するのではなく、自分を一段上に置いた陰湿なハラスメントです。ご機嫌を取ってもそれは付け上がらせるだけで、打つ手がない分深刻です。言葉で人を殺すという表現がありますが、ハラスメントで魂を殺すことだってできるという体験でした。両者と「別の釜の飯を食える」ようになったとき、いずれのときも私は世界中の幸福を手に入れたように幸せでした。私の場合は伴侶ではありませんでしたが、それでもつらい経験でした。

今どちらかと会わなければならないなら、迷わず“瞬間湯沸かし器”を選びます。それほど無視された経験は今も胃が痛む記憶です。その人は今も相変わらず会うたびに「金輪際会うまい」と思わせてくれる無礼で品性のない人で、その後も何人もの人がこの人の被害に遭ったことがわかっています。

この罪深い癖は若いうちに絶対直さねばならない悪癖で、直した人を私は何人も知っています。すぐに怒る人が嫌われるのは誰もが知っていることですが、無視戦法を取る人はそれ以上に罪深く根深く嫌われるということを、お伝えできていればいいのですが。

夫婦は敵ではなく、運命共同体

けんかしたとき、謝ったほうが負けでしょうか。これは30代の頃、同じ年代の数人の友人たちと雑談していたときの記憶です。ある人が夫とけんかしたとき、絶対自分からは謝らないし話しかけないと、得意げに話しました。するとその中でいちばん勝ち気な人が、「あなたはバカじゃないの? わが家ではどちらが悪いかはさておき、さっさとどちらからともなく話しかけたり謝ったりするよ。私は自分が悪くなくとも夫に謝ることなど、全然嫌じゃない。夫婦は敵じゃなく運命共同体だから」とズバッと言い切ったのです。

確かにその後の約40年の経過を見ますと、絵に描いたような結果になっています。“運命共同体さん”の方は夫婦仲がますます良く、お互いに信頼し合っているから謝ることにもやぶさかでなかったことが解ります。壮絶な夫婦げんかを何度もやっていますが、その後は双方いつもケロッとしています。

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