YouTube、子供をめぐるヤバ過ぎる3大リスク 炎上をきっかけに住所を特定されるケースも
小学生はYouTubeが大好きだ。2017年2月にビッグローブが発表した「子どものスマホ動画視聴に関する調査」によると、小学生の半数以上がYouTuberの動画を視聴しているという。YouTubeに夢中になってスマホを握りしめる子どもの姿を目にしたことのある読者もいるだろう。
しかし、小学生のYouTube利用には問題がつきもの。悪い場合、数年間にわたって子どもを苦しめ続けることもある。それを避けるためにも今回は、小学生の抱えるYouTubeリスクと対策について紹介したい。
リスク1「トラウマ動画」
これは息子の同級生の母親から聞いた話だ。いつものように子どもにYouTubeを見せていると、突然「ママ、動画が変だよ!」と泣きついてきた。驚いてスマホの画面をのぞくと、子どもの大好きなアニメキャラクターが血まみれに。詳しく話を聞くと、どうやら「エルサゲート」であることがわかった。
エルサゲートとは、ディズニーの人気映画『アナと雪の女王』のキャラクター「エルサ」と、政治のスキャンダルなどを示す接尾語「gate」からできた言葉だ。欧米では2017年から問題になっており、日本でも昨年末あたりから注目されている。Twitterで「#Elsagate」と検索すると、海外のエルサゲート被害が多数見つかる。
実際YouTubeでミッキーやアンパンマン、しまじろう、プリキュアなど子どもに人気のキャラクター名で検索すると、おかしな動画が表示されることがある。一見子ども向けの動画に見えるが、再生すると驚くような内容だ。性的だったり、暴力的だったり、子どもに残虐だったりと、不快でトラウマになるようなシーンが満載。おもちゃの人形を使ったものや、アニメの動画が多い。
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