YouTube、子供をめぐるヤバ過ぎる3大リスク

炎上をきっかけに住所を特定されるケースも

グーグルもこの問題を深刻にとらえているが、残念ながらまだ大量に投稿されるエルサゲートに対処しきれていない。このような動画が世界的に増えている理由はまだはっきりしていない。子どもに対する強い悪意を感じる不適切な動画であることは間違いない。

エルサゲートを子どもに見せずネット動画を利用させたければ、動画配信サービス(HuluやNetflixなど)の子ども向けチャンネルや、子ども向けYouTubeアプリ「YouTube Kids」を利用するといい。YouTube Kidsのタイマー機能を使えば、動画を見る時間の制限もできる。

しかし現状、YouTube Kidsでも一部のエルサゲート動画は見られる。保護者は見せっぱなしにせず、時折、子どもが見ている動画や視聴履歴を確認したほうがいい。

リスク2「YouTubeの長時間視聴」

小学生に話を聞くと、親から何も制限を受けず、YouTubeを自由に見られる子どもは多いという。「動画はテレビではなくYouTubeで見るもの」と考える子も少なくない。「見たいときに見たいものを見る」ことが染み付いているため、時間に縛られるテレビではなく、YouTubeのほうが都合がいいというわけだ。特にYouTuberのHIKAKINの人気は絶大で、「マインクラフト(小学生に大人気のゲーム。サバイバル生活や、建築などが楽しめる)のことは全部HIKAKINに教わった」と言い切る男児にも出会った。

子どもたちの保護者の多くは口をそろえて、「放っておくと5時間以上もYouTubeを見ている」「視聴をやめないせいで、一時期は睡眠不足や学力低下にも悩まされた」と嘆く。

一方で、「忙しくて子どもの相手をしてあげられないときに、大人しくなるから」と、YouTubeをシッター代わりに使わせる保護者も多い。すでに子どもたちの日常にYouTubeはすっかり溶け込んでおり、その影響力は大きい。ある保護者からは「下の弟が最近、“はい、では次見てみましょう”とYouTuberの口真似をするようになった」という話や、「子どもが動画を見たいがために音声検索のやり方をひとりで学んだ」という話を聞いた。

子どもだけで、YouTubeの視聴をコントロールするのは難しい。その理由は、一度動画を見ると、次々とおすすめ動画や関連動画が表示されるなど、長時間視聴を促す仕組みがたくさんあるからだ。

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