「ぐにゃり折れ曲がるiPhone」は誕生するのか

特許情報の分析によって分かることは多い

もちろん、他社が注目していなければ、他社の出願件数はゼロということになる。

図3 アップル特許の自他社注目度 上位5社(筆者作成)

結果は、図3にあるように、他社からも注目されていることが確認できた。アップル自身も含め上位5社を見てみると、第1位がサムスン電子、第2位がアップル、第3位がLGエレクトロニクス、第4位がメディボティクス、第5位がノキアという結果となった。

サムスンはどのように動いているのか?

では、サムスン電子は、アップル特許と同じように、「折れ曲がるスマートフォン」を出願しているのだろうか。これについて検討してみよう。

サムスン電子の最新の公開特許を確認してみると、なんと、まさに「折れ曲がるスマートフォン」が開示されている。つまり、上述のアップル特許に対しては、サムスン電子が強烈に注目をしていることが読み取れる。

また、同結果の中には、図5に示すように、「折れ曲がるスマートフォン」を想起させるデザインに関する知的財産権である意匠権が成立していることも確認できた。

(左)図4 サムスン電子公開特許(WO201830634)/(右)図5 サムスン電子意匠権(USD804443)
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