女性FRB議長揺さぶる、「男と女の政治」 イエレン次期FRB議長が置かれた微妙な立場

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3歳牝馬三冠最後の秋華賞は、メイショウマンボで

さて、ワシントン政治の男女の機微に比べれば、牡馬と牝馬が織りなす競馬の世界は単純で、いっそすがすがしい。

週末は牝馬三冠最後の戦い(秋華賞、13日京都競馬場、2000メートル)が待っている。衆目の一致するところ、オークスを制したメイショウマンボと、ローズステークスでこれを破ったデニムアンドルビーの一騎打ちということになるだろう。

目下のところ、デニムアンドルビーの人気がやや勝っているようだが、ここはメイショウマンボを支持したい。先週も京都大賞典で、単勝1.3倍のゴールドシップがまさかの5着に沈み、筆者の財布とメンタルに深い打撃を与えた。小回りの利く器用な馬でないと京都では勝ちにくい、というのが教訓である。

一部には、鞍上が心配だ、などという口さがない声もあるようだ。しかし「凱旋門賞4着」でもわかるように武豊騎手が復調しつつある現在、弟の幸四郎騎手も負けてはいられないところであろう。久々のチャンスをモノにしてもらいたいものである。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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