最後は、いよいよ背中を押す「激励」のステップです。ここでは相手が言ってほしい言葉をかけることが重要です。気合いを入れてほしいのか、自信を与えてほしいのか、寄り添ってほしいのか、安心感を与えてほしいのか……相手が何を望んでいるのかを見極めるのです。
自分自身の自己肯定感を高めることもできる
人は、それぞれ言ってほしい言葉があります。状況によってもかけてほしい言葉は変わってきます。誰に対しても「頑張れ!」の一点張りではなく、背中を押す一言を考えてみましょう。
この4つのステップで考えると、相手の気持ちや状況を認め、プラスに転換し、集中すべきことに心を向け、背中を押す声がけができ、結果的に相手の自己肯定感を高めることにつながります。そして、この声がけは自分自身や子どもに対しても有効です。
日本人は自己肯定感が低いという調査結果をよく耳にしますが、自己肯定感が低い状態では当然ながら困難な状況に立ち向かうのは難しいと言えます。ビジネス環境が激しく変化する時代、いいことばかりではありませんが、そんなときこそ、このペップトークの4つのステップで周囲や自分に声がけしてみましょう。マイナスの状況をプラスに変換する励ましができれば、いま抱えているさなざまな問題を乗り越えていく活力が生まれてくるでしょう。
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