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キャリア・教育 #30代から身につけたいキャリア力実戦講座

日本人が超苦手「叱咤激励」の正しいやり方 「頑張れ」ではなく、4つのステップが必要だ

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  • 清水 久三子 アンド・クリエイト代表取締役社長・人材育成コンサルタント
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こんなふうに、マイナスの状況をプラスの状況に置き換えることができる人は、場の空気をうまく変えることができます。「忙しくて時間がない」→「だからこそ、仕事の効率化のチャンス」などプラスの置き換えを日頃から考えるようにしておくと、とっさのときにも出てきやすくなります。

相手にやってもらいたいことを伝える

相手が自分の置かれている状況をプラスになりうる状況だと認識できたら、いよいよ相手にやってもらいたいことを伝える「行動」のステップです。

ここで注意すべきなのはネガティブな表現を使わないことです。心配のあまり「××するな」という表現を使ってしまいがちですが、ネガティブな言葉は相手の頭の中にそのイメージを作り出します。「するな」という打ち消しの言葉よりもイメージが浮かんでしまうのです。ここでもNG例とOK例を挙げてみましょう。

NG:ミスしないようにね
OK:言葉の細部に意識を向けてね
NG:焦っちゃダメだよ
OK:落ち着いて相手の言葉をよく聞こうね
NG:あきらめてはいけない
OK:最後まで笑顔でしっかりとやり遂げよう

こう並べてみると、ミス、焦る、あきらめる……などネガティブな言葉は悪いイメージが頭に浮かびやすいのが実感できるのではないでしょうか。言われた方は、そのイメージにとらわれ、かえって緊張や不安が増してしまうかもしれません。それよりも、相手にとってもらいたい具体的な行動をポジティブな表現で伝えたほうがいざというときにその言葉が浮かんできます。

ただし、同じポジティブな言葉でも、結果を強く意識させる言葉は逆効果になります。たとえば、「絶対に売り上げ目標を達成しろ!」「必ず契約をとってこい」「試験に絶対に受かれ」……と言われたら、どう感じるでしょうか? ポジティブな表現でも結果を強く意識させる言葉は、プレッシャーに感じますね。

上述のOK例の声がけは、望ましい結果を出すためにやってほしい行動を伝えています。このほうが、相手は具体的に何に集中すればよいのかがわかり、やってみよう、それならできる……という感覚を持ちやすいのです。

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【相手が何を望んでいるのかを見極める】

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