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「多めに支払う」べきだと考えているのは男性のほう
まずは落ち着いてください。
以前、大学生を対象にした調査で、「あなたはデート中の食事費用の支払いについて、どのようにすべきだと思いますか」という質問をしました(2012年に学習院大学・武蔵大学で実施、サンプル数=517)。
「男性が全額支払う」は全体で3.1%でしたが、女性のみでは1.6%となっており、女性はほぼ完全な「おごり」を望んでいないという結果になりました。なお、「女性が全額支払う」は0%でしたので、グラフに表示されていません。今日の若者の間では、デートでどちらかが全額支払う必要はないことがわかります。
注目したいのは、「男性が多めに支払う」です。グラフから一見してわかるように、男性41.4%に対して、女性24.4%と大きな差が開いています。つまり、「男性が多めに支払う」べきだと考えているのは、女性ではなく、明らかに男性のほうなのです。
女性で最も多かったのは「自分が食べた分だけを支払う」で、44.9%とほぼ半分を占めています。「男女同じ額を支払う」の29.1%と合わせれば、4人に3人の女性はデートで男性に金銭的な負担をかけることを望んでおらず、多く出してもらって「当たり前」だとは思っていません。
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