では3択です。皆さんはどれを選びますか?
A「チーム視点」について指導する
B法的救済を求める
C22世紀の猫型ロボットに助けてもらう
私の思う回答はC、だとうれしいのですが、Aをオススメします。あなたは上司として「チーム視点の大切さ」を指導した経験はありますか?
上司②「いえ、ありません。チームの大切さなんて教えなくても、普通はわかっているものじゃありませんか?」
女性はヨコ社会!
そう信じたいところですが、現実は厳しいようです。縦社会というヒエラルキーの中で戦ってきた男性ならば、周囲や大局的な視点で仕事をするのが当たり前ですよね。ですが女性は横社会と言われてきたように、マネジメント経験のある女性も少なく、教わらなければ自分の視点でしか見えないようです。
上司②「女性は横社会……」
そうなのです。『話を聞かない男、地図が読めない女』にもあるように、男女の役割の違いは遠く狩猟と子育てからきているようです。狙った獲物を捕るために遠くへ視線を投げかけ、仲間を組織して集団を作るといったことを得意としていた男性に対して、家族を守る役目だった女性は、自分を中心に円のように視野を広げ、遠くなればなるほど興味が薄くなると言われているそうです。
男性は集団で狩りをするために上下の伝達が必要で、必然的に上下関係の縦社会に。一方の女性は、協力して子育てするために横のつながりを必要としたため、友達付き合いや近所付き合いなど、上下関係ではなく横のつながりに長けているのです。
上司②「そうか。特性を理解したうえで、組織の一員としてのあり方を指導します。ありがとうございました!」
では本日、最後の相談者の方、どうぞ。
上司③「私が赴任してきた新しい部署に、男女を問わず誰とでもよく話すフレンドリーな感じの女性がいたんですが、あるときに私がしかった内容に納得しなかったらしく、チームで共有していたLINEメッセージに延々と『辞めます』との長文メッセージが……」
上司③「まぁ、そのときは、何とか頑張ってくれと諭したのですが、半年後、また厳しくしかったら不機嫌な表情になり、『もう耐えられないので、辞めます』と同じメッセージが……。どうやら、同じチームメンバーたちにも私の悪口や、会社のマイナス要素などの愚痴ばかりを吐いているらしく、もうLINE恐怖症ですよ! いい加減疲れます」
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