特徴②「私はね……」
このフレーズを使い、相手の話を取って、すべて自分の話にしてしまう傾向があります。
友人が、「今日、朝イチに課長に嫌味言われちゃって、1日気分が悪かった」と話し出したことに対して、「私はね、朝から電車が止まって大変だったのよ!」と自分の話をかぶせてくるような言動です。特に女性に多いとも言えます。
友人「新しいバッグ買ったのよ。ちょっと高かったんだけど、前から欲しかったし……」
自分「私なんか、この前○○の新作バッグ衝動買いしちゃったわ」
(自嘲ぎみに自慢する)
友人「この前、話題になってたケーキの店に行ったら、1時間待ちだったの」
自分「ねぇ、聞いて聞いて、私なんてこの前、○○で3時間も待ったのよ!」
いわゆるマウンティングの1つでもあり、自分のほうが大変だった、高いモノを買ったなどと、良いことにしても悪いことにしても、「自分のほうがすごいアピール」をする行為です。たび重なれば、嫌気を起こされること必至です。
ただ、自分の話をかぶせている本人に悪気はなく、相手の話に乗って(合わせて)いるだけというように、自覚のない方も多いので、要注意です。
相手の気を引くために過激な発言をする
特徴③「値踏み」
うわさ話がすべて悪いとは言いませんが、とにかく「値踏み」のスタンスで、他人の話題を振る人がいます。
仕事ぶりや、学歴、収入、住んでいる場所、パートナーの容姿、洋服の趣味や態度など、あらゆることに及びます。
「知ってた? あの人○○なんだって」
「あの人、この前○○なこと言ってたんだけど、信じられる?」
相手の気を引きたい思いで、ちょっと過激な発言をしてしまう人もいるようですが、このようなことを頻繁に話題にする人は、人をそういう目で見るのだな、きっと自分のこともこんなふうにほかの人に言っているのでは、と思われても仕方がありません。相手が距離を取りたくなるのも当然です。
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