人材確保のカギは、「面接」と「育成」にある

「新規採用」の繰り返しは現場の疲弊を招く

良い人材の確保、定着こそが、企業の使命だ(写真:chombosan / PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

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年が明けて、ひと段落すると、4月の入社を前に内定辞退したいと思っている、または、現状の職場を辞めたいという離職希望の相談が増えてきます。春からの新しい出発を想定して、「このままでよいのだろうか」「今、決断しなければ」という思いに駆られるのでしょう。

この種の悩みは、年間を通して寄せられる問題でもあり、このほかにも、派遣登録している方が、派遣先が決まって、来週から出勤というタイミングで「どうしても行く気がしない」、派遣先に出向いて1週間も経たずに「辞めたい」と訴えてくるケースも後を絶ちません。

「内製化」と「内省化」

人材不足に悩む現場では、由々しき事態であり、ただでさえも忙しい中、つねに、人材募集、採用、初期研修に労力を割かなければならないとなると、ますます就業環境は悪化します。するとさらに離職者が出てしまい、誰でもいいから採用してしまう状況に陥り、なかなかその悪循環から脱することができません。売り手市場になりつつある今、「良い人材の確保と定着」こそが企業の使命であり、職場環境を改善する最善策です。

相談者から聞かれる声は、「職場の人間関係や雰囲気になじめない」が圧倒的に多く、次に「この職場ではスキルアップができそうにない」と続きます。この問題を解決するのが、内製化と内省化です。

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