「そうじで手荒れ」は経済的にも損をしている 「合成洗剤」の代わりになる天然素材3つ

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最後に、最低限用意しておきたい基本のそうじグッズをご紹介します。ナチュラルクリーニングはこれらの道具と組み合わせることで、より力を発揮します。すべて簡単に手に入るものばかりですから、そうじする前に必ず用意しておきましょう。

基本のそうじグッズ7つ

① スプレーボトル

スプレーしやすいトリガータイプがおすすめ。洗剤が入れられる素材を選ぶ。見分けがつくよう、洗剤の種類に合わせて名称のラベルを貼ったり色を変えたりするとわかりやすい。

② ブラシ

便器や風呂場の床などをこすり洗いするときに使う。便器そうじに使う場合は、ブラシの柄が長いものを選んだほうがよい。

③ マイクロファイバークロス

一般的なぞうきんよりも、極細の化学繊維でつくられているので、細かいゴミもとりこぼさない。仕上げ拭きにおすすめ。

④ メラミンスポンジ

メラミン樹脂製のスポンジのこと。洗剤なしの水だけで汚れが落ちるのが特徴。主にシンクなどの水まわりのそうじに使う。

⑤ 水切り

スクイージーともいう。窓ガラスや風呂場のそうじに使う道具で、水分や汚れをキレイに拭きとることができる。

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⑥ ラップ

おそうじでは、排水口のそうじで水をせき止めるときに使う便利なアイテムに。乾燥の早い季節にはキッチンペーパーで行うクエン酸パックなどの代わりにもなる。

⑦ キッチンペーパー

キッチンでの用途はさまざまだが、おそうじでは水アカを落とすためのクエン酸パックや、水気を拭きとるためなどに使う。

汚れの性質(酸性・アルカリ性)を知り、それに合った洗剤と道具を選ぶ。この基本ルールさえ押さえれば、強い洗剤を買いそろえて、ゴシゴシ力を入れてこすらなくても、手早く、ラクにキレイにすることができます。ナチュラル洗剤そうじ術で、年末の大掃除を乗り切りましょう!

本橋 ひろえ ナチュラルクリーニング講師

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もとはし ひろえ / Hiroe Motohashi

東京都杉並区生まれ。北里大学衛生学部化学科(現・理学部化学科)卒業。同年、室町化学工業に入社。化学事業部にて、水処理事業、化学薬品販売、合成洗剤製造などを担当。結婚後、家事をするようになり、改めて主婦として洗剤に興味を持つ。掃除・洗濯・洗剤を主婦目線で、かつ科学的に解説するナチュラルクリーニング講座を始め、10年以上が経つ。講座開催は東京を中心に全国に広がっている。

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