ここまで、二流のスーパー利用客の悲しき特徴を、この下なき下から目線で謙虚に書きつづってきた、「グローバルエリート」の称号を世界的にほしいままにする私。
それでは、「一流のスーパー利用客」とは、いったいどのような行動をとるものであろうか?
ここで述べてきたように、健康に配慮した商品を買い求め、試供品を欲深く持って帰らず、最低限の暗算が可能なのは当然のことながら、一流のスーパー利用客は、次のような特徴を有している。
「一流のスーパー利用客」2つのポイント
【1】テキパキと買い物が早い
一流のスーパー利用客は、その買い物のスピーディな効率性に表れている。
一流の人たちは、スーパーに入った途端、いつも買っている健康食品である、豆腐とキムチとオリーブオイルとヨーグルト、そして可能ならレンズ豆も買うなどして、「世界5大栄養食品」を難なく入手しているのだ。
かごに入れているドリンクを見ても、糖分たっぷりで栄養素は糖質ギトギトの野菜ジュースやスポーツ飲料、缶コーヒーを買うことは一切ない。
また、良質な植物性タンパク質である一流の豆腐を大量に買い込むのみならず、甘くない豆乳もあっという間に選ぶため、買い物かごが「一大ヘルスセンター」と化しているのは、一流の一流たるゆえんといえるだろう。
【2】広告や周囲の価値観に惑わされず、ROIの高い買い物をする
また、一流のスーパー利用客は、広告や周囲の価値観に惑わされたりはしない。
糖度の高い果物は確かにおいしいかもしれないが、糖度が高い分、血糖値やインスリンを出す膵臓に多大な打撃を与えることになってしまう。このような安易な買い物にはお付き合いしないのが、一流の一流たるゆえんである。
さらに一流のスーパー利用客は、ブロッコリーを買っても「熱を加えると栄養素が壊れる」ことを熟知しているので、ブロッコリーの栄養が逃げないように生のまま食べてしまう。
そして、納豆、キムチ、豆腐にオリーブオイルを混ぜたら生のブロッコリーを加えて、「健康すぎる朝食」という勝利の美酒に酔いしれながら、一気に食べるのだ。
このように、体にとにかくよい「グローバル・ドンブリ」を作るために必要な健康食材をたっぷり買い込むのが、一流の一流たるゆえんなのだ。
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