自分の「トレードマーク」は1日にして成らず

伊達男と元祖おしゃれ番長が語る装いの効能

自らのファッションスタイルを持っている2人に「自分のスタイルの作り方」を聞く
黒いセーターとジーンズがトレードマークだったスティーブ・ジョブズ氏、ボブとサングラスが特徴の『ヴォーグ』編集長、アナ・ウィンター氏。際立つ仕事をする人たちは自らのファッションスタイルを持っている。
『おしゃれはほどほどでいい~「最高の私」は「最少の努力」で作る~』で装うことの楽しみを説いたシンガーの野宮真貴氏と、新しいアルバム『野宮真貴、ホリデイ渋谷系を歌う。』で1曲デュエットしたクレイジーケンバンド・横山剣氏という同い年のおしゃれアイコン2人が、「自分のスタイルの作り方」を語り合った。

コスプレのようにまねをし続けた

野宮 真貴(以下、野宮):私は好きなミュージシャンや女優さんのファッションやヘアメイクにあこがれて、いろいろな装いにトライしていったんですけど、剣さんはどうやって今のスタイルにいきついたんですか?

横山 剣(以下、横山):僕もコスプレに近いくらい、いろいろな人をまねしました。ファッションに目覚めたのは、小学生の頃に好きになったF1の影響です。レーシングドライバーのおじさんたちがものすごく格好よかったんですよ。そういう人のスタイルをまねしているうちに、年月が経ちました。

野宮:たとえばどんな方?

横山:北野元(もと)さんという、すごく速いドライバーがいまして、ファッションがイギリスのジョンブルっぽい感じだったんです。コールマン髭や、ハンチング帽が格好よくて、まねしました。ソウルマンが着ているシックスティーズ・スタイルやコンポラスーツにも影響されました。

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