自分の「トレードマーク」は1日にして成らず 伊達男と元祖おしゃれ番長が語る装いの効能
コスプレのようにまねをし続けた
野宮 真貴(以下、野宮):私は好きなミュージシャンや女優さんのファッションやヘアメイクにあこがれて、いろいろな装いにトライしていったんですけど、剣さんはどうやって今のスタイルにいきついたんですか?
横山 剣(以下、横山):僕もコスプレに近いくらい、いろいろな人をまねしました。ファッションに目覚めたのは、小学生の頃に好きになったF1の影響です。レーシングドライバーのおじさんたちがものすごく格好よかったんですよ。そういう人のスタイルをまねしているうちに、年月が経ちました。
野宮:たとえばどんな方?
横山:北野元(もと)さんという、すごく速いドライバーがいまして、ファッションがイギリスのジョンブルっぽい感じだったんです。コールマン髭や、ハンチング帽が格好よくて、まねしました。ソウルマンが着ているシックスティーズ・スタイルやコンポラスーツにも影響されました。

















