常識外れの「よなよなエール」が独走するワケ クラフトビールの旗手が挑む販売と生産の壁

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その狙いについて井手社長は「当初は、大手が作らないエールという種類のビールを広めようとした。だが世間ではエールも含めて"クラフトビール"という呼び名のほうが広まった。よなよなエールをクラフトビールのスタンダードとして飲んでもらいたいという思いを込めた」と語る。

この勢いはどこまで続くのか?

ビールメーカーとして成長のボトルネックとなる製造設備への投資という課題を、大手への委託という形でクリアしたヤッホー。当面の目標は、「現在国内で1%未満のクラフトビールのシェアを2020年までに2〜3%に押し上げること。そのうちの半分、最低1%は自社で取りたい」(井手社長)。

かつて地ビールブーム終焉に苦しめられた同社。このまま、クラフトビールの旗手として成長を続けることはできるのか。

石阪 友貴 東洋経済 記者

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いしざか ともき / Tomoki Ishizaka

早稲田大学政治経済学部卒。2017年に東洋経済新報社入社。食品・飲料業界を担当しジャパニーズウイスキー、加熱式たばこなどを取材。2019年から製薬業界をカバーし「コロナ医療」「製薬大リストラ」「医療テックベンチャー」などの特集を担当。現在は半導体業界を取材中。バイクとボートレース 、深夜ラジオが好き。

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