子供を欲しがる友人に共感できない深刻理由

愛された記憶が無いから愛せる自信がない

酔うと化け物になる父がつらい』に描かれていることとは? マンガHONZから珠玉のマンガレビューをご紹介します。元記事はこちら(写真:yacobchuk / PIXTA)

私には、12歳のとき、一度私を捨てた母がいます。スナックのママをしていた母もまた、これから紹介する作品の中の「お父さん」と同様に酒を飲み、夜中に帰ってきては寝ている私を起こし、意味不明のことを言う”話が通じない化け物”でした。

私も母が大嫌いで、けど大好きで、母のことを想っては様々な感情が溢れ出して、今でも夜たまに泣いたりして。他人にはわからないかもしれない、親子の関係がそこにはあるのだと思います。

そんな私だからかもしれないけれど、読んでる最中苦しくて泣いて、最後のページで泣き止んだ一作を紹介します。

アル中の父と、宗教を信仰する母

【あらすじ】この作品『酔うと化け物になる父がつらい』は作者:菊池真理子さんのノンフィクションエッセイです。アル中の父と、宗教を信仰する母、3つ下の妹。幼少時代から現在に渡り、作者が父と向き合ってきた人生が描かれています。

第一話は作者の幼少時代~中学生になるまでのお話。冒頭1ページはこちらです。

©︎菊池真理子(秋田書店)2017
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コロナ危機を受け、銀行は政府の支援の下、積極的に「傘」を差し出し、融資をしています。しかし融資先には「危ない企業」も含まれ、下手をすれば不良債権によって屋台骨を揺るがしかねません。自ら大きく変わり始めた銀行の近未来を占います。