Facebookが考えるコミュニケーションの未来

AIが日常の対話を変えていく

バラク・オバマ米大統領(当時)のライブ演説や、Facebookの開発者会議「F8」の中継なども大きな話題となり、ライブ配信のニーズを浮き彫りにしました。オバマ大統領をはじめとする政治家のライブ演説は、政治の透明化という点でも関心を集めています。

もともと写真共有サイトという色合いが強かったInstagramも、ビジュアルコミュニケーションのプラットフォームとして、現在は特に動画の投稿が非常に増えています。1日当たり投稿される動画の数は、昨年と比較し4倍にも増加しています。最近は「ストーリーズ」というコンテンツを投稿後24時間で消える機能が人気で、全世界で2億5000万もの人が毎日利用しています。Instagramユーザーの間では、このストーリーズを活用して、短い動画をモバイルで気軽にシェアしたり、ライブ動画を配信したりして楽しむ使い方がトレンドになっています。

Instagram Stories

 

フェイスブックさんの投稿 2017年9月27日

VRは「新しいつながりの形」を生み出す

さて、テキスト、写真、動画と来て、次は間違いなくAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの没入感の高いビジュアルコミュニケーションが盛んになってくるでしょう。Facebookも開発を進めているVRテクノロジーでは、たとえば自分が自宅にいたとしても、友人たちがいるニューヨークのグランドセントラルステーションに一緒に旅行しているかのような感覚で、風景や雰囲気を楽しむことができます。また、Oculusのような専用ギアを使えば、これまでにない没入感を味わえるでしょう。

VRの威力!自宅にいながら、ニューヨークのグランドセントラルステーションを歩いているかのような感覚を楽しむことができる

さらに大切なのは、VRは一人で楽しむだけではなく、友人や世界中の人々と同じバーチャルの空間で体験を共有できるということです。私は、VRの斬新な疑似体験だけではなく、その新たな人と人のつながり方、コミュニティのあり方が進化することにも大いに着目すべきだと考えています。

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カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。