Twitterは出会いの場、フォローリストチェックが基本
中高生たちが利用するSNSといえば、LINE。そして、Twitterです。ジャストシステムが発表した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年4月度)」によると、10代の88%がLINEを、75%がTwitterを使っています。
LINEは主に「友だち」としてつながった人とのコミュニケーションに使われ、いわば「閉じた世界」です。一方、Twitterはインターネットに接続すれば、フォローされていない人からでもブラウザを使えば投稿が見られる「開かれた世界」のサービスです。しかし、中高生はTwitterも仲間との交流をメインに使っています。
「知り合いと楽しんでいる」という認識なので、プロフィール画像はプリクラやSNOWなどで撮った顔写真を設定し、自己紹介には学校名や本名を載せる人がほとんどです。用心して「鍵付き」という非公開状態に設定している中高生もいますが、公開にしている人も多いのです。できればひとりでも多くの知り合いに見つけてもらってフォロワーを増やしたい、そう考えているからです。
「LINEでは相手に返信を求めるようで、たとえグループトークでも気軽には書き込めない」という中高生は、日常の細かな思いをTwitterに投稿しています。厳選した盛れている写真しか投稿できないInstagramとは違い、Twitterなら気軽に自撮りを投稿できます。
そんな身近なTwitterですが、女子高生たちをインタビューすると必ずと言っていいほど挙がるのが、「Twitterで知らない人からメッセージが来た」というエピソードです。初めは「話そうよ」ぐらいのメッセージでも、何回か相槌を打っているうちに「LINEを交換しよう」と誘われるのが定番の流れです。
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