仕事のできない人は「段取り」がわかってない

仕事の速度を上げるのでなく先々を見通そう

段取りが悪いとうまく仕事ははかどりません(写真:hide / PIXTA)
長時間残業が「ブラック企業」の代名詞ともとらえられつつある現代。「ノー残業デー」や「○時以降完全消灯」などを取り入れる企業が増えています。私たちの働き方は大きな転換期を迎えています。従業員個人の体調やライフスタイルを尊重したうえで、生産性向上に重点を置く。いまや、「遅くまで働いている=頑張っている」という考え方ではないのです。
時短化と生産性の向上は、どのように両立させればよいのでしょうか。『残業ゼロの人の段取りのキホン』の著者、伊庭正康氏は「単にメールを速く打つ」「資料を速くつくる」といった「仕事の速度を上げる」ことだけではないと指摘します。

複数の仕事はガントチャートで管理

大きなカギになるのは、「先々まで見通す段取り力」です。

夜遅くまで残業しなければならない場合、複数の仕事を同時に抱えている人は多いでしょう。そんなときにオススメしたいのが「ガントチャート」です。タスクや納期を明確にするもので、プロジェクトやタスクがどの時期にいくつ重なっているか把握できます。

ガントチャートの例 『会社では教えてもらえない 残業ゼロの人の段取りのキホン』(伊庭正康著・すばる舎)より一部改変

エクセルなどを使って、横軸に日付を書き、縦軸にそれぞれの仕事とタスクを書き、そのタスクが進行している期間に矢印を引きます。新たに仕事が入った場合は山場をずらしてスケジューリングできるようになります。

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