仕事のできない人は「段取り」がわかってない

仕事の速度を上げるのでなく先々を見通そう

段取りが悪いとうまく仕事ははかどりません(写真:hide / PIXTA)
長時間残業が「ブラック企業」の代名詞ともとらえられつつある現代。「ノー残業デー」や「○時以降完全消灯」などを取り入れる企業が増えています。私たちの働き方は大きな転換期を迎えています。従業員個人の体調やライフスタイルを尊重したうえで、生産性向上に重点を置く。いまや、「遅くまで働いている=頑張っている」という考え方ではないのです。
時短化と生産性の向上は、どのように両立させればよいのでしょうか。『残業ゼロの人の段取りのキホン』の著者、伊庭正康氏は「単にメールを速く打つ」「資料を速くつくる」といった「仕事の速度を上げる」ことだけではないと指摘します。

複数の仕事はガントチャートで管理

大きなカギになるのは、「先々まで見通す段取り力」です。

夜遅くまで残業しなければならない場合、複数の仕事を同時に抱えている人は多いでしょう。そんなときにオススメしたいのが「ガントチャート」です。タスクや納期を明確にするもので、プロジェクトやタスクがどの時期にいくつ重なっているか把握できます。

ガントチャートの例 『会社では教えてもらえない 残業ゼロの人の段取りのキホン』(伊庭正康著・すばる舎)より一部改変

エクセルなどを使って、横軸に日付を書き、縦軸にそれぞれの仕事とタスクを書き、そのタスクが進行している期間に矢印を引きます。新たに仕事が入った場合は山場をずらしてスケジューリングできるようになります。

次ページ前日の退社までに次の日の予定を決める
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • トクを積む習慣
  • ネットで故人の声を聴け
  • 本当に強い大学
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT