仕事のできない人は「5W1H」がわかっていない

ビジネスのあらゆる場面で使える万能ツール

基本中の基本といえることが意外と大事です(写真:stock_pix / PIXTA)
・難しいフレームワークや思考・発想法を学んだが、うまく活用できていないと感じている
・物事の細部に入り込みすぎてしまい、「視野が狭い」「もっと全体を見て考えろ」「目的を忘れるな」とよく指摘される
・本質的な問題設定や抜本的な問題解決が苦手である
・説得力のある戦略プランが提案できない
・アイデアを出しても、「数が少ない」「平凡だ」とよく言われる
仕事をしていて、こんなふうに思い当たることはないだろうか? ビジネスの最前線で活躍する多くの人が、このような悩みや課題を抱えている。『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』の著者、渡邉光太郎氏がそのメカニズムと対処法についてアドバイスする。

 

PEST、5F、3C、SWOT、バリューチェーン、PPM、STP、4P、AIDMA、製品ライフサイクル、○○流問題解決メソッド、××式アイデア発想法……。

一部のビジネスリーダーだけでなく、若手を含む多くのビジネスパーソンがこうしたビジネスフレームワークを学び、使う時代になりました。経営戦略や業務改善、問題解決のために役立つツールとして、ビジネスの共通言語として、これらを使うビジネスパーソンが増えていると日々実感しています。いわゆる「フレームワークの大衆化」が起こっている状況です。

フレームワークを効果的に活用している人は少ない

ただ、残念ながら、企業にしろビジネススクールにしろ、これまで多くのビジネスパーソンと時間を共にする中、こうしたフレームワークを効果的に活用して成果を出している、つまり、よい分析やよい提案をしている人は非常に少ない、というのが私の実感です。

 具体的にビジネスの現場では、3つの「フレームワークシンドローム」が、ちまたで蔓延しています。

次ページ3つの「フレームワークシンドローム」とは?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
  • 読んでナットク経済学「キホンのき」
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
香港問題めぐり米中激突<br>加速するデカップリング

6月30日、「香港国家安全法」が施行されました。「一国二制度」の下での高度な自治が失われたとして、西側世界と中国の対立は一気に深まっています。米中経済の分離は、サプライチェーンの見直しなど、グローバル企業にも大きな変化を迫りそうです。