ザンビア大規模停電、犯人は「ヒヒ」だった 4万世帯が5時間あまりにわたって停電
[ルサカ 17日 ロイター] - ザンビアの観光拠点であるリビングストン市で16日、ヒヒが水力発電所の設備に触れ、市内の4万世帯が5時間あまりにわたって停電する騒ぎがあった。ザンビア電力公社が17日、明らかにした。
発表によると、ヒヒは108メガワットの発電所に入り込み、高圧変圧器に触れた。リビングストンは、近くのビクトリア瀑布を訪れる観光客の拠点となっている。国立公園に近いが、野生動物が発電所に入り込むのはまれだという。
電力公社の広報担当者は「ヒヒは感電し、治療のため野生動物当局に引き渡された」と説明。幸い命に別状はなかったと付け加えた。
昨年には、ケニアでサルが全国規模の停電を引き起こしたケースがあった。
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