それから、会話を無理につなげようとして、「何を聞いているのかわからず、適当に質問をしてしまう」のもよくあるダメな質問です。
適当な質問では会話は弾まない
【ダメな質問3】自分でも何を聞いているのかわからない
A「この店は、センスがいいから好きなんだ」
B「なんで?」
A「……?」
B「なんで?」
A「……?」
A「Apple Payをやってみたんだけど、YouTubeで動画を見ておいたから、迷わずに使えたよ」
B「それで?」
A「……?」
B「それで?」
A「……?」
どちらもBさんは、自分でも何を聞きたいのかわからないままに、適当な質問をしてしまっています。これではAさんは答えに詰まってしまいますね。
「何か答えないと悪い」という気持ちからだと思いますが、これでは会話が止まってしまいます。
【ダメな質問4】「自分の決まった意見」に誘導しようとする
A「こないだ、新しく駅前にできたイタリアンに行ってみたんだ」
B「ああ、あの店ね。あそこは、雰囲気はいいんだけど料理の味が薄くて、何を食べてもぼやっとした印象だったでしょう」
A「(そうでもないんだけどな……)」
B「ああ、あの店ね。あそこは、雰囲気はいいんだけど料理の味が薄くて、何を食べてもぼやっとした印象だったでしょう」
A「(そうでもないんだけどな……)」
Bさんは、Aさんに質問する形で、実際には自分の意見を押し付けてしまっています。Aさんがそう思っていない場合は、あまりいい印象を持たないと思います。
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