予想外の話だったりすると、つい「聞き返し」をしてしまったりすることがありますが、相手にいい印象を与えない場合もあります。
聞き取れないときはきちんと説明を
【ダメな質問5】「は?」「え?」など「聞き返し」が失礼すぎる
A「『もやもや病』という病気になりましてね。通院をしているのですが、病気をして初めて健康のありがたみがわかりました」
B「は?」
Bさんは「もやもや病」という病気を聞くのが初めてで、一瞬なんのことかわからず、「は?」と聞き返してしまったのです。
しかしこの聞き返しは、相手の言っていることに疑義を投げかけているようにも感じられます。
相手の発言が聞き取れなかったり、聞き漏らしてしまったりしたとき、つい「は?」「え?」と聞き返してしまいがちですが、これはNGです。
「すみません、聞き取れなかったのですが、もう一度言っていただいていいですか?」というようにきちんと説明したほうが、感じがよくなります。
【よくある「ダメな質問」5つ】
・相手が答えようのない、あいまいな質問をする
・いきなり本題とズレた質問をする
・自分でも何を聞いているのかわからない
・「自分の決まった意見」に誘導しようとする
・「は?」「え?」など「聞き返し」が失礼すぎる
いかがでしたか?
相手の話をうまく聞き出すためには「いい質問」ができることが大切です。
ですが、「相手が答えやすい質問をする」というのは、実は結構大切なこと。なかなか難しいものです。
「いい質問」ができると人間関係がとてもよくなるし、仕事もうまくいきます。
「質問力」を身に付けて、「会話に困らない人」「周りから好かれる人」になってください。
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うおずみ りえ / Rie Uozumi
フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド
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