ダメな質問でよくありがちなのは、相手が返事に困ってしまうような「あいまいな質問」です。
質問は趣旨を外さず具体的に
【ダメな質問1】相手が答えようのない「あいまいな質問」をする
A「4月から新しい部署に異動になったんだ」
B「ふうん、どうなの?」
A「(どうなの?と言われても……)」
B「ふうん、どうなの?」
A「(どうなの?と言われても……)」
A「北海道に旅行に行ってきたよ」
B「へー、北海道ってどんな感じ?」
A「(どんな感じ?って漠然としすぎ……)」
B「へー、北海道ってどんな感じ?」
A「(どんな感じ?って漠然としすぎ……)」
これでは、AさんはBさんに対してどのように答えていいのか、ちょっと困ってしまいますね。Bさんが何を聞きたいのか、「質問返し」が必要になってしまいます。
質問はなるべく具体的に聞くのがコツです。
【ダメな質問2】いきなり「本題とズレた質問」をする
A「昨日の夜、散歩していたら、変わった飲み屋を見つけてさ……」
B「散歩? なんで夜に散歩なんかしているの?」
A「(散歩の話をしたいわけじゃないんだけどな……)」
B「散歩? なんで夜に散歩なんかしているの?」
A「(散歩の話をしたいわけじゃないんだけどな……)」
Aさんは「クリスマスイルミネーションを一年中飾っている変わった居酒屋を見つけた」という話をしたかったのに、BさんはAさんの話の趣旨とズレた質問をしてしまっています。
「夜に散歩をした理由」を聞きたいというのはもちろんいいのですが、Aさんの話をひととおり聞いたあとで質問しましょう。
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