「エクセルの鬼」が実践する5つの高速ワザ 「1%の工夫」で今すぐスピードアップできる
投資銀行ではエクセルで膨大な作業を行いますが、投資銀行の新入社員はエクセルのエキスパートでも何でもありません。ごく普通にパソコンを触れるくらいのレベルです。それが、1年後には周りの先輩と変わらないくらいに速くなります。
「さてどんな表を作ろう?」と考えていないか
(3)表のフォーマット(見た目)ルールを統一・徹底する
そして、マウスを使わないこととともに大切なのが、エクセルの見た目、つまりフォーマットをルール化することです。
エクセルの資料は「何を計算しているのか」がひと目でわかることが大切。見にくくて整理されていない表は理解するのに時間がかかりますし、計算ミスを引き起こす可能性が高くなります。計算ミスを見つけてやり直し……と手戻りが発生すると、膨大な時間をロスします。整理された表を作成することが、作業の効率化に直結します。ただし、見やすい表にするために時間ばかりかけてもダメです。
表を整理するとき、行の高さや幅などのフォーマットをイチイチ考えている人がいますが、これが時間のムダ。フォーマットはルール化し、迷う時間をゼロにする。これがエクセルの最速化につながります。
フォーマットは図のように、
・フォントはArial
・行の高さは18ポイント
・数字のケタを区切る
・罫線をなるべく少なくする
などのルールが決まっています。
これを一度覚えておくかどうか、毎回うんうんうなって新しい表をゼロから作るかで、スピードに差が出ることは明白です。
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