中国、河北省に新たな経済特区を設置へ 北京・天津との一体化を推進
[上海 1日 ロイター] - 中国政府は1日、河北省に新たな経済特区を設置すると発表した。隣接する北京市、天津市、河北省を1つの経済圏にする取り組みを推進する狙いがある。
新華社によると、新しい特区は「雄安新区」と呼ばれ、1980年に設置され、国内の経済改革を後押しした深セン経済特区と同様の全国的な意義があるという。
新区は北京の南西約100キロに位置し、北京の「非首都機能」の一部が移転される。面積は当初100平方キロだが、将来的には2000平方キロに拡大する。
北京市の人口は2200万人に上っており、人口増を抑制するため、産業および非首都機能の河北省への移転に取り組んでいる。
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