人に与える印象は自在にコントロールできる 足を隠す服装で「ステイタス」を高める!

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(1)商談

会社間で契約を結ぶとき、自分が相手の会社に商品やサービスを売る立場、仕事をもらう立場にあったとしても、ある程度高いステイタスでふるまったほうが、相手の信頼を得ることができます。そうすることで、自社の商品に対する自信と真剣さを相手にアピールすることになるからです。

商談では、相手の目を見て、はっきり、ゆっくりした口調で話します。ムダに笑わずに、質問に対しては1テンポ置いてから答えましょう。また、胸を張って窮屈な印象を与えないように大きく動くように心がけてみてください。

逆に、相手に媚びたり、自分のポジションを低く見せるようなしぐさは、うさんくさくなり、相手を不快にしてしまったり不信感を与えてしまいます。

不利な場面でステイタスをコントロールする

姿勢が悪く、自分のカラダに触れているしぐさから、不安で頼りない印象になる(イラスト:どいせな)

(2)謝罪

自分がミスしてしまい、相手に謝罪しなければいけないようなときは、自分のステイタスは低い状況ではあります。ただし、低すぎる態度はよくありません。ふるまい方はしっかりと、堂々としていなければ、かえって相手に対して失礼にあたります。

そして、はっきりとした口調で、ムダな動きをしないで謝罪します。「ゆっくり重たい動き」「低い声でしゃべる」「リアクションを1テンポ遅らせる」といったふるまいは、事態を重く受け止めていて、深く反省しているという印象を与えるしぐさになります。

よくテレビで観る、報道陣を前に幹部たちがそろって頭を下げるような「儀式的」なふるまいも、ステイタスを高めるしぐさです。ただし、タイミングがずれたり、動作が異なってしまうとステイタスが下がってしまい、「しっかり反省していない」とか「誠意がない」といった印象になってしまいます。

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