授業中の「スマホ使用禁止」は教師の怠慢だ 「生徒が話を聞いて当然」は大きな勘違い

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これに対して、ある先生から「スマホ依存になっちゃってる子供達を見ると、無理やりでも距離をおく時間があったほうがいい」というご意見をいただいたんだけど、ご都合主義も甚だしい。

都合よく『スマホ依存』なんて言葉を使って社会問題と向き合っているように見せて、その実、「言うことを聞かないから取り上げる」というだけ。

そりゃスマホに持っていかれるよね。

先生は、一体どれだけ努力しているのか

難しい話じゃない。ただ単純に、生徒は面白いほうに流れているだけで、先生はそこと闘わなきゃいけない。

スマホの使用を禁止する前に、

発声の訓練をして、

人を引き付けるしゃべりの訓練をして、

人を引き付けるビジュアルの努力をして、

ショーの世界をのぞいて勉強をして、

手や体の振り方を研究して、

今のはやりを言えるようになることが先じゃないかな?。

これらの努力をサボっておいて、「話を聞かないから」でスマホ禁止は、もう軍隊のやることだよ。

「教師は聖職者だから、黙って言うコトを聞け」という時代じゃないんだよね。

そりゃまあ、この言い分が通っちゃうと都合が悪くなる人が大量発生するから炎上はするだろうなぁ、と思っていたので、炎上したって構わない。

だけど、炎上したって意見は変わらない。

どれだけ反論されようが、授業中のスマホ使用禁止は、先生の怠慢であり、そして何より時代錯誤だ。

もはやスマホは生活インフラになっているから。

学校にいる時間以外は、スマホを使っているわけだ。

紙やペンや地図や時計や新聞などの役割を、スマホが担っているわけだ。

スマホになじみの薄い上の世代の方には、こう説明すると想像しやすいかもしれない。

「授業中にノートと辞書を開くのは禁止」

今にも「いやいや、ノートとスマホは全然違う! スマホにはゲームが入ってるし、スマホを使って、他の生徒とやりとりもできる」という声が聞こえてきそう。

だけど、どうだろう?

上の世代の方が、子供の頃。

つまんない先生の授業の時、ノートの隅に絵を描いていたと思う。

つまんない先生の授業の時、ノートをちぎって、手紙を回していたと思う。

つまんない先生の授業の時、辞書を開いてエロイ言葉を検索していたと思う。

スマホの時代でも、紙とペンの時代でも、やるヤツはやるし、やらないヤツはやらない。原因はツールじゃないんだよね。

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