失敗や挫折を乗り越える人の「具体的な方法」 TEDで人気のセラピストが語る「応急処置」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
不安やプレッシャーは、適量であれば役に立つのですが、多すぎると悪い結果につながります(写真:Sergey Nivens / PIXTA)
人生は、失敗や挫折の連続です。誰もが味わう経験ですが、その苦痛はけっして小さくありません。
風邪をひいたときには体をいたわるように、失敗や挫折を経験したときにもゆっくり心をいたわる必要があります。つらい気持ちを無視していたら、こじらせて心の状態が悪化することもあるからです。
NYの人気セラピストであるガイ・ウィンチのTEDトーク「感情にも応急手当が必要な理由」は370万回以上視聴され、「2015年で最も人気のトーク」にランクインしました。
日本に上陸した彼の著書『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』には、痛みの程度の判断の仕方、そして、自分自身でできるケアが、最新のエビデンスとともにまとめられています。
このなかから、前回の「どうしても悩みが頭から離れないとき」に引き続き、“失敗や挫折を味わったとき”の症状とその応急処置法をお伝えします。

野球選手の「ボールが大きく見える」には根拠がある

失敗や挫折が引き起こす症状は、主に3つあります。

まず、「自信喪失」です。自分の能力やスキルに自信がなくなり、必要以上に自分を低く見てしまいます。それによって引き起こされるのが、「無力感や無気力」です。前向きに挑戦する気力がなくなり、何をやってもうまくいかない気分になります。そして、次も失敗するのではないかという「不安」が高まり、本来の力が発揮できなくなります。

「自身喪失」に関していうと、野球選手は調子がいいときボールがいつもより大きく見える、と聞いたことはありませんか? 逆にスランプのときは、ボールが小さく見えてなかなかバットに当たらないといいます。これは、あながち根拠のない話ではないようです。

次ページ自分で自分自身を傷つけてしまう
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事