「帽子」の真実を一体どれだけ知っていますか 思わず人に話したくなる蘊蓄100章

✎ 1〜 ✎ 51 ✎ 52 ✎ 53 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

81. ヨーロッパなどの習慣では、男性の場合室内では必ず帽子をとるのがルールとされている

82. また屋外でも人と挨拶するときや女性と話をするときには帽子をとるのがエチケット

83. ほかに帽子をとるべき場面に葬式、食事、国歌斉唱など

84. 女性の帽子は服の一部とみなされ室内であってもとらなくてよいといわれている。ただし女性でも日除けを目的としたようなブリムの大きい帽子の場合はとること

85. 帽子は両手で扱うのが良いとされる。クラウンとブリムの折れ部を両手で持つようにすればOK

86. 反対に、クラウン部分を片手で掴むのは形を潰してしまうため帽子のタブーともいわれる

87. 「ハットトリック」という言葉は、英国発祥のクリケット競技において打者3人連続1球でアウトにした選手に、貢献を称えて高級な帽子を贈ったことに由来する

88. 一説には、物事がダメになったことを表す「ぽしゃった」はフランス語で帽子を意味する「シャッポ」を語源としている

89. 英語でdrop of a hatは「合図とともに行動する」の意

90. チューリップの語源はトルコの帽子「チュルクリップ」

帽子を被るとハゲやすい?

「グリーンハットデー」は緑色の帽子を被って祝う(写真:wavebreakmedia / PIXTA)

91. 聖パトリックの祝日(3月17日)は別称「グリーンハットデー」。欧米諸国で緑色の帽子を被って祝う習慣がある

92. 中国では緑色の帽子は「寝取られた男」を意味する

93. 「帽子を被るとハゲやすい」は根拠なく迷信に過ぎない

94. 埼玉県と岡山県は麦わら帽子の2大生産地

95. 日本の帽子専門店では「田村帽子店」、銀座「トラヤ帽子店」、原宿「CA4LA」などが有名

96. 東京の浅草橋では年に2回、帽子の展示会マルシェ・ド・シャポーが開催され、若手帽子作家が出展する

97. 東京帽子協会では毎年、最も帽子が似合う著名人(男女各1名)を選ぶ「ハットグランプリ」を開催。1991年の第1回目受賞者は本木雅弘、森口博子

98. ハットグランプリはWEB投票によって受賞者が決まる

99. 2015年のハットグランプリ受賞者は玉森裕太、ローラ。2014年の受賞者は中居正広、JUJU

100. 8月10日は「ハットの日」に制定されている

(文:森谷 美香/モノ・マガジン2016年9月16日号より転載)

参考文献・HP/『帽子の文化史』(ジョルダンブックス)、『ビジュアルでわかる世界ファッションの歴史 帽子とヘアスタイル』(ほるぷ出版)、東京帽子協会ホームページ ほか関連サイト
モノ・マガジン編集部

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

『モノ・マガジン』はワールドフォトプレス社が発行するモノ情報誌。原則、隔週で発行している。公式サイトhttp://www.monomagazine.com/

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事