どうせなら参院選前に、全閣僚で靖国参拝せよ

一言ポリティクスにモノ申す

今後、ネットを漂流する予定のグローバルエリート

4683字も費やしてコラムを書いてきたのに、最後にこう言うのも虚しいが、結局のところ参院選も自民党が圧勝して衆参両院を握り、いよいよ安倍氏が本当に行いたい再軍備・歴史修正に歯止めが効かなくなるだろう。

というのも参院選においても、前回の衆院選と同様、反自民の受け皿がないからであり、そうした事態を招いた野党の責任は重い。自民党の対案となれるような野党再編と公明党の決断を期待したいところだが、このコラムは大きな波に飲み込まれ、私が再び2チャンネルを漂流するのが関の山、といった感じである。

親愛なる読者の皆様におかれましては、どうか“心の問題”“外国の脅しに屈しない”などの一言ポリティクスに感染なさらず、そもそも国民を騙して戦争の惨禍を招いた指導者を、神様として首相が参拝するのは国民のコンセンサスではない点に声を上げて頂きたい。

数百万の犠牲を強いた戦争の教訓と、政府と軍部がどのように国民をコントロールして集団自殺や爆弾を抱えて特攻する羽目になったのか、学校からもメディアからも、十分次の世代に伝わっていないじゃないか、と。首相は一言で世論操作するのではなく、問題の論点を全て誠実に国民に伝え、参拝継続・戦犯分祀・国立施設建設やその他オプションから、賢明に選べるようにしてほしい、と。

ちなみに今後、当コラムがきっかけで掲示板で漂流している私をご覧になられましたら、「この人、そんなに頭おかしい人じゃないよ」「むしろ、この人のコラム、面白いし、とても勉強になる!」「ちなみに“グローバルエリート”とは本気で自称しているわけではなく、編集部の意向に従っているだけで、実際は謙虚でいい人らしいよ!」と助け船を出しといていただけると幸いです。

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