「勉強の敵」スマホを味方につける3つの方法 手放せないなら、使い方を思い切り変えよう

✎ 1〜 ✎ 43 ✎ 44 ✎ 45 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
【写真機能を使う】
・重要な参考書や教科書部分、ノートの写真を撮り、すきま時間(電車内など)で繰り返しテストする。

 

→ アプリを使えば、穴埋めにしたい部分にモザイクをかけて自作テストができるが、作り込み作業が面倒なので、穴埋めにしてしたノートやプリントの写真をとってしまう。これは勉強机のない場所にいるときに活用できる方法です。

すきま時間には、耳からのインプット

【音声録音】
・音声録音機能を使って、英語の教科書を読みあげて録音し、それをすきま時間に聞く。入力段階での音読の効果、さらに繰り返し自分の声で聴く英文でインプットしやすくなる。
・一問一答のような問題は、自分の声で音声入力してテストにしてしまう。

 

これらは、イヤホンさえあれば、できる勉強法なので効果的。電車などの移動時間でもできます。

<3.わからない問題を説明してもらったらビデオで残す>

石田先生の近著。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

質問して、説明を受けても、しばらくたつと忘れてしまうということ、よくありますね。従来であれば、メモしておくなどの対策が必要でしたが、もっと効率的な方法があります。それが録画してしまうということです。

紙や黒板、ホワイトボードで説明してもらっているときに、ビデオ機能を使って録画してしまいましょう。そうすると後で忘れたときに再度見ることができます。

ただし、これは持ち込みが禁止されている学校では使えないでしょう。そのときは従来どおりメモしておくことで対応しましょう。しかしスマホが使えるときは、このようにして解説を残しておきます。

まだまだ、工夫によってはさまざまな使い方があることでしょう。しかし、あまり複雑な使い方をすると長続きしませんので、単純で無料の機能を使って、これまでよりも少しモチベーションが上がった、面白くなったという程度がいいでしょう。お子さんには、そのような使い方を教えてあげてください。きっと、新しい勉強のやり方に開眼してくれるはずです。

石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いしだ かつのり / Katsunori Ishida

1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。4500人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。現在は「日本から 勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、カフェスタイル勉強会Mama Cafe(累計1万3千人のママさん参加)、執筆、講演を精力的に行う。教育学修士(東京大学)。著書に『子ども手帳』『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』『子どもを育てる7つの原則』など国内30冊、海外13冊。音声配信Voicyでは「子育てランキング1位」の人気パーソナリティを務めている。

講演、執筆相談はこちらから。

石田勝紀公式サイト

ブログ

Facebook

Voicy

Instagram 

X

 

 

 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事