2013年版「CSR総合ランキング」トップ700 “信頼される会社”は1位トヨタ、2位富士フイルム

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200位台の注目は206位の楽天(439.1点)。11年490位、12年316位と着実にランクアップしてきた。同社は企業理念との整合性、事業との関連性、活動の持続性を重視してCSR活動に取り組んでいる。

47都道府県の地域活性を目的とした「まち楽プロジェクト」といった、IT企業として全国とかかわる活動に加え、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスなどで関係の深い東北地方への積極的な復興支援事業も目立つ。

実力主義と人材活用

人材活用ではさまざまな制度で社員を応援する。フレックスタイム、在宅勤務といった働きやすい制度に加え、社内での英語教室の定期開催などの英語教育。社内公募、企業内ベンチャーといった制度も充実している。チャレンジする社員をバックアップする制度は盛りだくさんだ。

定年制度なし、年齢・国籍・性別にかかわらず能力重視など実力主義は徹底されている。ここ数年若干下がっているが女性管理職比率13.1%という他社に比べて高い女性比率に加え、外国人管理職等も増加を検討中。多様性のある職場作りは進んでいる。

ここ数年でランキングが急上昇してきた楽天。来年以降、さらに上位入りも見えてきそうだ。

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