ソフトバンクのスプリント買収は吉と出るか

携帯キャリア大手3社を比較してみよう

携帯電話キャリア3社の2012年度 第3四半期決算が出そろいました。前年同四半期と比較しますと、3社とも増収となりましたが、決算内容を詳しく見ていくと、それぞれ異なった状況であることがわかります。

特にソフトバンクは、今のところ業績は好調といえますが、米携帯電話会社スプリント・ネクステル(※以下、スプリント)の買収が経営にどう影響していくかによって、先行きが大きく左右されるでしょう。今回は、ソフトバンクを中心にキャリア3社の財務内容を分析していきます。

収益性次第では、スプリントが“お荷物”になる恐れも

まず、ソフトバンクの決算内容を分析していきます。会社の収益性を見ることができる「損益計算書」に注目してください(次ページ)。現状を把握するには、まず「売上高」を見るのがいちばんわかりやすいでしょう。

次ページソフトバンクの財務諸表を見てみよう
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ブルー・オーシャン教育戦略
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。