超一流プロゴルファーが実践する心の鍛え方 ミケルソンを強くした「メンタルメソッド」
1打1打を評価しつつゴールを置き換える
自分のゴルフをさらにレベルアップするためにはどうしたらいいのか。そんな悩みを抱えていたミケルソンは、実弟ティム・ミケルソンを通じてラードン博士と知り合い、博士の教えに「夢中になった」とある。痛恨の敗北を喫した2013年の全米オープンを振り返り、ラードン博士はミケルソンが惜敗したことより彼のゴルフの完成度が高い状態だったことに着目。「よい状態」をいかに維持し、高めていくかをミケルソンに説き、その1か月後のスコティッシュオープンと全英オープンの2週連続優勝へつながった。
「1打1打を評価しつつゴールを置き換えるという博士のアイデアは、わたしにとってとても大事なヒントになったのです。ラードン博士が考案したメソッドは、みなさんのゴルフにとても役立つシンプルな手法です。ゴルフをしているとき、頭のなかに浮かんでくるいろいろな思考を、どうやって整理し、プレーに役立てていくか。その答えは、この本にあります。考え方を変え、自信を高めることで、スコアアップできるのです。さあ、試してみてください」
ミケルソンがそう力説するラードン博士のメソッドの基本は「プレショット・ピラミッド」と「メンタル・スコアカード」の2つだ。
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