都会のサードプレイス、バー活用法(下) 実際に飲んでいるのは、あなたによく似たこんな人たち。

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こんにちは、矢田部です。東京、下北沢で「割らない酒」をコンセプトにしたバーをやっています。

前回は、職場でもなく自宅でもない《第三の場所(サードプレイス)》として、お酒が好きならバーを、という主旨の提案をさせていただきました。

そして、実際にBar Hollyに飲みに来ているお客さまたちの生の声をお伝えしたわけですが、今回も引き続き、男女それぞれタイプの違うお客さまから、バー初心者の方たちへのメッセージをお伝えしたいと思います。

後半の「酒は大人の教養である」は、前回に続き、日本酒のお話。蔵元さんに直接お聞きした、蔵の歳時記です。

「一人が嫌いで一人が好き」

構成作家の今浪祐介氏は、誰もが知るスーパースターのラジオ番組をはじめ、週に十数本のレギュラー番組を抱える売れっ子。Hollyには、過密スケジュールの合間をぬって顔を出してくださる、開店当初からのお客さまです。

その今浪氏、ある番組のブログの中で、一人飲み(街飲み)が好きな理由に、このパートの見出しにした「一人が嫌いで一人が好き」を挙げていて、うまいことをいうもんだなぁ、と感心しました。

「街での一人飲みって、厳密に言うと、一人じゃないですよね。バーならマスター、小料理屋ならおかみさん的な人がいて、相手をしてくれる」

「話したくない気分だったら、一人で酒と向き合えばいいし、気が変わって、他のお客さんと話してみたくなったら、そこには『知らない世界・恋愛・仕事の話』が落ちてたり」

次ページ「一人の国」と「一人じゃない国」の行き来?
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