都会のサードプレイス、バー活用法(上) 実際に飲んでいるのは、あなたによく似たこんな人たち。

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

こんにちは、矢田部です。東京、下北沢で「割らない酒」をコンセプトにしたバーをやっています。

この連載は、若手ビジネスパーソンの方たちに向けた、

「職場でもなく、自宅でもない、第三の場所(サードプレイス)としてバーを活用してみては?」

という提案を目的に書かせていただいています。

興味はあるけど、バーってなんとなく敷居が高い感じがする。そんな方のため、2回に分けて、実際に飲みに来ている(=サードプレイスとして活用してくださっている)お客さまをご紹介していきたいと思います。

後半の、「酒は大人の教養である」、今回と次回は、日本酒のお話。蔵元さんに直接お聞きした、蔵の歳時記です。

 

「バーは、行かないの?」

これは、TBSで毎週日曜日、11時30分から放映されているトーク番組「アシタスイッチ」で、脚本家の北川悦吏子氏がお笑い芸人ピースの又吉直樹氏に言った言葉です。

昨年の11月25日に放映されたこの回のメインは、彼女いない歴5年の又吉氏が、恋愛ドラマのカリスマ脚本家・北川氏に、本気の恋愛相談をする、というシーン。

 

「彼女が欲しいのに出会いがない」

という又吉氏に対し、北川氏は、

「人には、家庭と職場(とは別に)、3つめの場所が必要なのよ」

と、まさに、サードプレイスとして、行きつけのバーをつくることをすすめています。

次ページ「出会い」もまた、バーの魅力のひとつ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事