自分を「ダメ人間」と卑下するのは止めよう 小さな目標設定が大きな成功につながる

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何の仕事に就いても続かないという35歳の方からのお悩み相談です(写真:polkadot / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

仕事ができなさすぎて職を転々としています。今年で35歳になりますが、学生時代のアルバイトを含めて今までに一番長く続いた仕事で半年。
どこの職場に行っても、上司や先輩から仕事が遅い、ミスが多い、要領が悪いとしかられ、最終的にパワハラまがいの人格否定に発展し、耐えきれず逃げるように辞めてしまう、という事態が続いています。
武器になるような学歴や資格、技術もなく、いまだに自分に向いている仕事ややりたい仕事もわからず、友達や彼女もおらず、突き詰めて考えるとなぜ自分が生きているのかすらわからなくなってきます。
こんなダメな自分は、これから先どうやって生きていけばよいでしょうか?
まつもと

完璧な人はいないし、完璧な人生もない

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なぜ自分が生きているのかがわからない、と。状況を考えますとそのような思考回路になってしまうのも理解できます。さぞかしもどかしい日々を過ごしているものと察します。

が、その一方でおそらく誰もが多かれ少なかれ、そのような疑問や葛藤を胸に抱えつつ生きているのです。そのことを忘れてはいけません。

つまり、まつもとさんは決して一人ではありません。同じように悩み、苦労し、努力する「仲間たち」が周りにはたくさんいます。まずはそれを認識しましょう。

なぜ生きているのか。おそらく人生とは、それを探す旅のようなものです。周りを見ると、人生の目的がわかっていて輝いている人が多いように思えるかもしれません。しかし、みな、それぞれ自分なりにその目的探しのために苦労をし、心配を抱えながら生きているのが実態でしょう。完璧な人なんていませんし、完璧な人生もありません。

ではそういった絶望の中で、輝いているように見える人とそうでない人の違いは何でしょうか。

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