わが子を英語ができるように育てるには(中) 家庭で実践する英語教育ヒント集

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幼少の頃から勉強として机で英語を習わせ、小学生のうちに英検2級など資格試験を強要する親も多いですが、何でも無理やり早くからやればいいというものではないと思います。英文法のルールを学ぶのは小学6年〜中学からでいいでしょう。実際、小学校で猛勉強の末に英検2級などを取得したけれど、英語嫌いになってしまった子供たちに私は何人も出会っています。

小学5年生くらいまではゲームをしながら、フォーニックス(綴りと音声の関係で音を学ぶ指導法)を学ぶなどして、LとRの発音の違いや、子音と母音の存在等を、だんだんと認識させていくようにしましょう。勉強ではなく楽しいゲームを通じて、英語が伝達ツールであることを体感させましょう。

また、外国人と楽しく遊ばせたり、アメリカのカートゥーンのキャラのビデオや歌を使って、英語や英語圏の文化に対する抵抗をなくしてあげるとよいでしょう。

中学以降は英語へのあこがれを育もう

中学以降になると、文法用語や全文和訳、受験対策など、英語嫌いになる要素が満載です。ですから小学生のうちに「英語って何だか楽しい」という意識を先に持たせ、中高でもくじけずに英語学習が続けられるよう、英語に対するあこがれを育んであげましょう。

また、音を用いた訓練という意味では、英語に自信がある親は、英語の読み聞かせをしてあげるのもよいでしょう。しかし、自分で読むのは無理という方も多いと思います。その際は、CD音声などを使ってもいいと思います。もちろん、すごく簡単なもので構いません。オックスフォード大学出版局などから、初心者でも理解できるような非常に簡単な絵本がいろいろと出版されています。

勉強として英語をやり始めるのは、小学校6年生の夏休みくらいがよいと思います。be動詞と一般動詞の基本的な使い方だけでもこの時期に習得しておくと、中学に入学したときの最初のテストでよい点がとれるので、英語という科目に対して、得意意識を持つことができるでしょう。

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