時代に負けない、キャリアの”背骨”の作り方 普遍性の高い、自分らしさを見つけよう

拡大
縮小

前回記事はこちら)

普遍性の高い学びを心掛ける

スペシャリストもジェネラリストもそのままでは通用しない時代の今、キャリアに向き合うには、(1)「積み重ねる」より「つなぐ」、(2)具体的目標より習慣、(3)自分らしい幸せなキャリアをつくる、といった姿勢が重要だとここまで述べてきた。

こうしたキャリアを実現するため、どのように働き、どのように学ぶべきだろうか。そのためには、普遍性の高い学びを心掛けることだ。「想定外変化」が起こる時代には、積み上げた知識やスキルが急に使えなくなることもあるが、それまでに学んだことの普遍性が高ければ、新しい仕事や環境でも類推を利かせることができる。

また、普遍性の高い学びを蓄積すれば、それが下支えとなり、「想定外変化」に際しても、ラーニングカーブ(成長曲線)における落下の幅を小さくすることができる(図表1)。

では、普遍性の高い学びはどうすれば得られるのか、そのヒントを3つご紹介しよう。

次ページ特定分野の深堀りも役に立つ
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT