体内からの紫外線対策はこれでバッチリだ 水素水とビタミンACEを意識して取るといい

✎ 1〜 ✎ 38 ✎ 39 ✎ 40 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そんな西﨑教授おススメの体内からの紫外線防備法は次のとおり。

① 水分補給では水素水も活用する

② 喫煙やお酒の飲み過ぎ、激しい運動は、体内の活性酸素を増やすために避ける

③ ビタミンACEを意識して、緑や赤など濃い色の野菜、新鮮な果物などを食事で食べるようにする。ただし、果物には果糖が多く含まれるため、量を決めて食べすぎないようにする

④ がん予防効果が期待できるキャベツは、千切りのサラダにして、食前に手の平一杯程度は食べるようにする

⑤ サケやエビ、ブドウなどに含まれるポリフェノール類も意識してとるように心掛ける

男性も紫外線カットの化粧品を

「人間の肌で老いやすいのは、顔と手の甲です。逆に老いにくいのは、お尻です。ご自身のお尻と顔や手の甲の皮膚を比べてみてください。顔や手の甲が老いやすいのは、紫外線に当たっている時間がお尻よりもずっと長いからなのです。しかし、手袋やサングラス、帽子などは、仕事中にはしにくいですね。女性の場合は、紫外線カットの成分を含むお化粧で防御できます。一方、男性も無防備ではなく、目立たず化粧品で防御すべきだと思います」

近年、男性用化粧品もいろいろと出回っている。肌のテカリを抑えて目立たないタイプのものもあるので、好みに合わせて選ぶとよいそうだ。

「意識して紫外線から身を守ることが、若さを保ち、病気予防につながると考えていただきたいと思います」と西﨑教授は話す。

屋内にも紫外線は侵入するだけに、油断せずに防備することが重要だ。
 

安達 純子 医療ジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

あだち じゅんこ / Junko Adachi

東京生まれ。医療ジャーナリスト。医学ジャーナリスト協会会員。大手企業のOLから転身。フリーランスの雑誌記者としてさまざまなジャンルの取材を行う中で、病気の発生メカニズムに興味を持ち、医療関係の記事の執筆に比重を置くようになった。現在は、先進医療といった最新の医療状況をはじめ、免疫疾患や感染症などに強い関心を持つ一方で、生活習慣病といった身近な病気を対象とした記事を数多く新聞等で連載中。身体に個人差がある中で、その人にとっての健康とはなにか。病気の仕組みはどこまで解明できるのか。また、未知の病気の正体はどこにあるのかなどをテーマに現在取材を進めている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事