そんな西﨑教授おススメの体内からの紫外線防備法は次のとおり。
① 水分補給では水素水も活用する
② 喫煙やお酒の飲み過ぎ、激しい運動は、体内の活性酸素を増やすために避ける
③ ビタミンACEを意識して、緑や赤など濃い色の野菜、新鮮な果物などを食事で食べるようにする。ただし、果物には果糖が多く含まれるため、量を決めて食べすぎないようにする
④ がん予防効果が期待できるキャベツは、千切りのサラダにして、食前に手の平一杯程度は食べるようにする
⑤ サケやエビ、ブドウなどに含まれるポリフェノール類も意識してとるように心掛ける
男性も紫外線カットの化粧品を
「人間の肌で老いやすいのは、顔と手の甲です。逆に老いにくいのは、お尻です。ご自身のお尻と顔や手の甲の皮膚を比べてみてください。顔や手の甲が老いやすいのは、紫外線に当たっている時間がお尻よりもずっと長いからなのです。しかし、手袋やサングラス、帽子などは、仕事中にはしにくいですね。女性の場合は、紫外線カットの成分を含むお化粧で防御できます。一方、男性も無防備ではなく、目立たず化粧品で防御すべきだと思います」
近年、男性用化粧品もいろいろと出回っている。肌のテカリを抑えて目立たないタイプのものもあるので、好みに合わせて選ぶとよいそうだ。
「意識して紫外線から身を守ることが、若さを保ち、病気予防につながると考えていただきたいと思います」と西﨑教授は話す。
屋内にも紫外線は侵入するだけに、油断せずに防備することが重要だ。
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