東京23区バトル、女性比率が高いのはどこか 男性比率のトップは台東区、2位は江戸川区
男女の割合が多いそれぞれのトップ3を抽出してみよう。
1位:台東区 (人口性比105.4%)
2位:江戸川区(人口性比102.1%)
3位:豊島区 (人口性比102.1%)
1位:港区 (人口性比89.2%)
2位:目黒区 (人口性比89.5%)
3位:世田谷区(人口性比90.7%)
男性率が高いのは台東区、江戸川区、豊島区
男性率が高い区は、いずれも都心に近いながらも、家賃や物価の安く、都心に通勤する際に便利なベッドタウンが多い区だ。実利面を重視する傾向のある男性にとって人気があるのだろう。
逆に女性にとっては、浅草の三社祭のように強面の男性が多いイメージが下町には強く、パステルカラー感が乏しいだけに、ハードルが高いのかもしれない。
上野、浅草と下町風情を多く残す台東区だが、着目すべきは、「自営業主の割合」が16%、23区で1番多い点である。
代々続く老舗店が立ち並ぶこの界隈には、その伝統を守り、後を継ぐため、厳しい修業に日々励んでいる後継者は多い。後継者と言えば男性という風潮も未だにあり、故に男性はそのまま地元に残り、逆に女性は他地域に嫁いでいくことが多いと推測できるのだ。
逆に、サラリーマンの多い区のランキングでは、23区中最下位。1人当たりの所得で見ると、東京の東側に位置する下町エリアの区(墨田区、江戸川区、江東区、葛飾区、足立区等)の中では1番の、杉並区に次ぐ11位と健闘しており、お嫁に行けば、領収書使いまくりの優雅な女将さんライフも夢ではない!?