東洋経済オンラインとは
ビジネス

ハウステンボスはディズニーのマネをしない 澤田秀雄HIS会長に聞く

7分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

ただ、中国だけがアジアじゃない。ベトナムもカンボジアもミャンマーも、インドネシアもマレーシアもいっぱいある。ダメージはあるが、十分お客様は増やせるのではないか。

ハウステンボスでも、台湾、中国、韓国からのお客さんは減っている。だが、来場客数全体では30%伸びている。何かをあてにしてはダメ。ダメならダメでほかに手を打っていけばいいわけです。(日本からの旅行客についても)中国へ行かなくても、ハワイでも韓国でもインドネシアでもマレーシアでも、ヨーロッパでも行きますからね。

中国へ行かないからお客さんが減ってダメになるという発想はやめたほうがいい。他の国からの人を増やせばいいわけです。現実には確かに3~5割来ないですよ。だけどそれは言い訳であって、減った4割をどこで増やそうかと考えたほうが良い。だからハウステンボスは来場者が増えています。

――海外渡航客は今後も増加しそうですか。

アジアの人はもっと増えると思います。通信革命、ITによる情報革命が起こっていて、海外の情報が入手しやすくなっている。それとともにLCC(ローコストキャリア)が出てきて、運輸革命も起こっている。以前だったら何十万円かかった国へ5000~1万円で行けるようになるから、アジア全体が「大航海時代」に突入していくのではないか。

他の国の文化を知ることは良いことだ。いままでは悪いと思っていたけど、行ってみたら良かったとか。特に日本なんか、歴史もあるし自然もあるし、食事も美味しいし治安も良いから、どんどん来て見てもらったらいい。いらっしゃった方々はみな「良い国だ」と言ってくれますから。

もちろん旅だから、エンジョイしたり、楽しんだり、リフレッシュしたりする。旅をして楽しい間は、みんな戦争をしようと思わない。お互いが理解しやすくなりますね。

(撮影〈澤田会長の写真〉:今井 康一)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象