「女性最年少上場」で話題のトレンダーズ 経沢香保子社長に聞く
ターゲットとしているのは20代から40代までの消費購買に影響力を与える女性層。だが、今後はターゲットを拡大していく傾向にあるようだ。
「私が設立した当初は団塊ジュニアがF1層。人口に対してのボリュームゾーンでした。現在は、20~40代の女性全般に広がって、今後はすべての女性がターゲットになってきます」
現在では女性のみならず、女性が影響を与える、男性向け商品のマーケティングも取り扱っているが、同社は「女性マーケティング」を一つの強みと考えている。
「私も起業したときもそうですが、企業は効率的にマーケティングをしたいと考えています。女性は自身の収入も増え消費の機会も増えています。同時に、結婚すれば財布の紐を握るなど、一般的には購買決定権の8割を女性が持つといわれています。ですので、女性が消費に影響を与える。女性マーケティングというのは効率的であり、非常に有効な手段であると思います」
「トレンドリーダーのネットワークには13年の歴史がある。web2.0の時代が来て、皆がブログを書くようになり、弊社のサービスも幅が広がりました。女性を中心とした調査・マーケティングだったのが、拡散力を持つようになり、マーケティングの仕事だけでなく、プロモーションの仕事にも領域が広がった。その時代の流れが業績拡大のきっかけとして大きかったと思います」
キニナルモンのモンちゃんと