外国人客が激増?超使える5つの「接客英語」 本当に「気が利く」表現はこれだ!
「当店では~」など、お店の説明をするときは、weだけで伝わります。
簡単すぎるとお思いでしょうか?
お店の中では、店員さんとお客さまという関係が明確なので、店員さんが「私たち」と言えば、それはお店のことを表すのは当然ですよね。考え方はとってもシンプルです。
たとえば、値引きの交渉をされたときに、I cannot lower the price.「私は値引きができません」と言ってしまうと、「じゃあ店長を出して」と食い下がられてしまうかもしれません。そこで、We cannot lower the price.と、主語をweにすることで、「私たち(=当店)」として決まっていること、というニュアンスが含まれ、「これ以上の交渉はムリかな」とあきらめてもらえるでしょう。
ほかにも、We’re open till 9 P.M.「当店は夜9時まで営業しています」、We are not a duty free shop.「当店は免税店ではありません」など、weを主語にして使うシチュエーションは非常に多いので覚えておくと便利です。
英語での接客の基本を押さえたら、あとは「マニュアル英語」とも言うべき、定番フレーズを覚えてしまえば、すぐに接客ができるようになります。
まずは、次の5つの定番フレーズを使ってみましょう。
接客で使える! 5つの定番フレーズ
①心配りが出る声かけ Is everything OK?
先ほども紹介したように、Hi.やHello.でお客さまをお迎えした後は、May I help you? で、それとなく相手が捜しているものをうかがいます。
ただ、「もう少しさりげない表現がいい」という場合に便利なのが、Is everything OK? です。直訳は「大丈夫ですか?」という意味ですが、「何かお探しですか?」「お困りですか?」「気になっている商品はありますか?」などのニュアンスが含まれている、とても便利なフレーズです。もっと簡単な表現としては、Are you all right? だけでも通じます。
これに対して、お客さまがひとりで商品を見たい場合は、I’m just looking,thank you.「見ているだけなので、大丈夫です」などで応じます。その場合は、Please take your time.「ごゆっくりご覧ください」を覚えていると好印象です!
②Would you like ~? で、好みをうかがう
Would you like ~?は、「~はどうですか?」と、相手の好みを聞くときのフレーズです。日常会話では、Would you like a cup of tea?「紅茶でも飲みますか?」という際に使います。
接客で使う場合は、商品の好みなどを聞くために使います。たとえば、商品を手に取って、Would you like this design? だと「このデザインはいかがですか?」、Would you like this shape?「この形はいかがですか?」などのように、相手の好みに合いそうな商品を提案するときによく使います。
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