バズフィードが沖縄にも記者を配置するワケ 「難しい問題にも正面から取り組んでいく」
国政選挙を積極的に取り上げる
――日本でも硬派なアプローチの報道に力を入れていくのでしょうか。
古田:もちろん、やっていきます。特に今年は夏に国政選挙がある。参院選だけでなく衆院選とのダブル選挙の話も出ているので、この選挙は重視しています。こうした硬いニュースは、これまで通り普通に書くだけではあまり読んでもらえないかもしれない。しかし、工夫して、おもしろく興味を持ってもらえるように書けば、読んでもらえるはずです。
夏までに記者を増やし、政治のテーマにはどんどん取り組んでいきたい。編集部は現時点で13人ですが、年末までには倍の規模にできれば、と思っています。動画を撮影できるスタッフも加えていこうと考えています。
――オバマ大統領への単独インタビューは、バズフィードが価値の高いメディアだからできたことでしょうか。それともスミス編集長個人に政治記者としての実績があったから実現したのでしょうか。
スミス:バズフィードだから実現したインタビューですよ。特に私が大統領に好まれていたということではありません。先進的なテクノロジーを使って有権者に接していきたいという関心があったのだと思います。そこで選ばれたのがバズフィードだったわけです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら