福祉系学部を選ぶ際の目安として、2015年1月に行われた社会福祉士国家試験の結果を基に、大学別の合格率ランキング(150校)をまとめました。大学全体の合格率の高い順に並んでいます(受験者数が10人未満の大学は除外)。
厚生労働省のデータでは、「福祉系大学等ルート」というカテゴリーで通信教育課程や大学院、一部の専門学校も含まれますが、このランキングでは掲載していません。
大学教育の実力を見てもらうために、新卒合格率・合格者数も掲載しました。大学全体での合格率が低くても、新卒合格率が高い大学であれば、大学の教育内容が向上したため合格率が上がった可能性があります。
「大阪私大1位」は大阪人間科学大学
4年制大学の平均合格率25.2%を下回りながら、新卒合格率45.4%を上回り、なおかつ新卒合格者数が20人以上の大学は、北星学園大学、長野大学、北海道医療大学、大阪人間科学大学、広島国際大学。この5大学は隠れた実績校と言っていいのではないでしょうか。
このうち、大阪人間科学大学はサイトで新卒合格率とともに「大阪私大1位」と謳っています。大学独自の概念を使っていますが、これは事実です。大阪人間科学大学のいい点は、細かい但し書きとともに厚生労働省データをリンク先として貼っていることです。
実績の低い大学は、そもそも人数などのデータを出さないか、大学全体の数値のみしか出さないなど、情報の出し方ひとつとっても誠実とは言えません。もし、志望校候補と考えた大学の社会福祉士合格実績で合格率・新卒合格率などを出していないのであれば、なぜ出させないのか、聞いてみてください。
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