多くの人が「片づけ」にハマる本質的な理由 「断捨離」「ミニマリスト」となぜ続々?

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そうやって少しずつでも毎日続けていけば片づけは習慣化し、無意識のうちに出来るようになります。片づけを歯みがきや洗顔のように、「気がついていたらやっていた」「やらないと落ち着かない・気持ちが悪い」というほどの動作・行動にしてしまえば、片づけが面倒だと思うこともなくなります。「負担だと思わない」ことは、ずっと続けることができるのです。

「片づける」を「片づく」に

片づけが習慣化されれば、「片づける」が「片づく」になります。
「片づく」とは、あえて片づけようとしなくても、すでにその場所に「ムダなモノがない すべてモノが正しい『住所』に置いてある」という「片づいた状態」になっているということです。

片づいた状態をキープできれば、片づけにかける時間が減らせます。自分にとってミニマルな、ときめきを感じられる生活スタイルが無意識のうちに続き、これからの人生について、心と体にゆとりを持ちながら考えられるのです。

そこまで片づけの習慣化を保つためには、まずは「置く」ことに注意を払いましょう。ヒトもモノも簡単に置いたり、「住所」と違う所に置いたりしないようにしましょう。適当に置いた瞬間から、散らかりは始まってしまいます。

「必要なモノは あるべきところに置く」

「必要ないモノは 置く前に減らす・捨てる」 

「片づく」ようになるまでは、この2点を特に意識すべきです。

ただ新しいモノが増えると、ついついそれらを置いたり保管したりしがちです。

ですから、そもそも

『必要ないモノを「買わない」 「もらわない」 「拾わない」 』

という意識も、「片づく」ためには大事です。

掃除をライフワークにしているイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏は、究極の掃除とは「その部屋に立ち入らないこと」だと語りました。部屋に入らずに生活するのは不可能ですが、そこまで配慮してムダに手をつけたり変えたりしないという「意識」が、あなたの生活空間を過ごしやすく保つには大事なことなのです。

「具体的な『意識』を、それが『無意識』になるまで持ち続ける」のが、片づけを習慣化させるためには特に大事でしょう。

「よりよく生きるためにどうすべきか」ということを皆さんに考えてもらうために、「片づけ術」「片づけ論」は世の中にあるのです。

(執筆協力:青木健生)

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