最悪の場合、歩けなくなるだけでなく、排尿・排便障害も…医者も見誤る「脊柱管狭窄症」判断する2つの決め手

医者でも間違えやすい「脊柱管狭窄症」の見分け方について解説します(写真:koumaru/PIXTA)
腕や脚の痛み、しびれ、衰弱などを引き起こす脊柱管狭窄症の患者は推定で240万人~580万人といわれていますが、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医の芳村憲泰氏によれば、「誤って脊柱管狭窄症と診断されるケースが少なくない」そうです。
そこで本稿では、実は医者でも見抜くことが難しい脊柱管狭窄症の見分け方について、芳村氏の著書『脊柱管狭窄症の痛み・しびれリセット法』から、一部を抜粋・編集する形で解説します。
脊柱管狭窄症の「2つの特徴」
じつは、脊柱管狭窄症にしかほとんど見られない、特徴的な症状が2つあります。
この2つの特徴に当てはまるかどうかで、脊柱管狭窄症なのか、それとも別の病気なのか、かなりの精度で予測することができます。
私も初めての患者さんには、この2つの症状が出ているか、必ず尋ねています。
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